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オーストラリアの大学入学方法|Foundation・Diploma・直接入学の3ルートをRMITで徹底比較

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オーストラリアの大学入学方法|Foundation・Diploma・直接入学の3ルートをRMITで徹底比較

日本の高校卒業からオーストラリアの大学(学士課程)へ進む3つのルート——直接入学、Foundation Studies経由(1年+3年)、Diploma経由(1年+学士2年次編入)を、RMIT Universityのビジネス・会計分野を実例に、期間・入学条件・学費まで具体的に比較して解説します。

「オーストラリアの大学に行きたいけれど、日本の高校を卒業してそのまま入れるの?」——留学相談でいちばん多い質問です。

結論から言うと、日本の高校を卒業した方が現地の大学(学士課程)に進む入口は大きく3つあります。①直接入学、②Foundation Studies(大学進学準備課程)を1年学んでから学士1年次へ、③Diplomaを1年学んでから学士2年次に編入する方法です。

このページでは、この3ルートの違いを RMIT University のビジネス・会計分野を実例に、期間・入学条件・学費まで具体的な数字で比較します。数字はすべてRMITの公式サイトで確認したものです。

目次
 

  1. まず知っておきたい 日本とオーストラリアの制度の違い
  2. ルート① 直接入学(合計3年)
  3. ルート② Foundation Studies経由(合計4年)
  4. ルート③ Diploma経由・学士2年次編入(合計3年)
  5. 3ルート徹底比較 RMITビジネス・会計の場合
  6. どちらを選ぶべきか 判断の分かれ目
  7. モデルスケジュール 日本の高校3年生の場合
  8. 見落としがちな注意点5つ
  9. 英語力が足りない場合は
  10. まとめ

1. まず知っておきたい:日本とオーストラリアの制度の違い

ルートの話に入る前に、前提となる制度の違いを押さえておくと理解が一気に楽になります。

  • 学士課程は原則3年。日本の4年制大学と違い、オーストラリアの一般的な学士(Bachelor)は3年間です(工学・法学など一部は4年)
  • Year 12=日本の高校3年。オーストラリアの高校は12年生まで。日本の高校卒業は原則Year 12相当として評価されます
  • 一般教養の期間がない。1年次から専攻分野の科目が始まるため、大学側は「専門を学ぶ準備ができているか」を入学時点で厳しく見ます
  • 入学時期は年2〜3回。2月と7月が基本で、コースによっては10月開講もあります

この「3年制」「1年次から専門」という設計こそが、FoundationとDiplomaという2つの橋渡しコースが存在する理由です。

2. ルート① 直接入学(Direct Entry)/合計3年

日本の高校の成績と英語スコアが基準を満たしていれば、学士1年次に直接出願できます。最短・最もシンプルなルートです。

  • 期間:3年
  • 必要なもの:日本の高校卒業証明書・成績証明書(評定は個別評価)、IELTS 6.5前後(各バンド6.0以上)が一般的な目安
  • 向いている人:高校の成績が良く、渡航前にIELTS 6.5を取り切れる人

ハードルは英語スコアです。IELTS 6.5(各6.0以上)は、日本で英語が得意な高校生でも準備なしに届く数字ではありません。ここで足踏みする方が多いため、次の2ルートが用意されています。

3. ルート② Foundation Studies経由/合計4年(1年+3年)

Foundation Studies は、大学が用意する大学進学準備課程です。英語だけでなく、進学先の分野に必要な基礎科目(会計・経済・数学など)とアカデミックスキルを1年かけて学びます。

RMITの実例:Foundation Studies(FS022)

  • 期間:フルタイム1年(2セメスター/週20時間/1学期あたり4科目)
  • 専攻ストリーム:Business、Engineering and Science、IT、Art Design and Architecture、Communication and Social Context、Health の6分野。ビジネス・会計志望ならBusinessストリーム
  • 入学時期:1月・7月/キャンパスはMelbourne City
  • 入学条件(学力):オーストラリアのYear 11相当の修了+平均50%以上、開始時点で16歳以上
  • 入学条件(英語):IELTS 5.5(各バンド5.0以上)、TOEFL iBT 50、PTE 42 など
  • 学費:AU$34,250(2027年・1年分)+学生サービス料 最大AU$386。ビジネス系はグラフ電卓 約AU$250 が別途必要
  • 修了後:所定の成績を満たせばRMITの学士課程1年次へ進学

ここで注目すべきは入学条件がYear 11相当である点です。つまり日本の高校2年修了時点でも出願できるということ。「高校の成績に自信がない」「高校3年の途中から準備を始めたい」という方にとって、現実的な受け皿になります。

一方で、Foundationは学士の単位にはならないため、修了後は1年次スタート。トータルで4年かかります。

4. ルート③ Diploma経由・学士2年次編入/合計3年(1年+2年)

Diploma は、学士1年次とほぼ同じ内容を少人数・手厚いサポートで学ぶコースです。修了すると学士1年分の単位が認定され、2年次から学士課程に合流します。

RMITの実例:Diploma of Commerce(DP020)

  • 期間:フルタイム1年
  • 入学時期:2月・7月
  • 入学条件(学力):母国のYear 12相当(=日本の高校卒業)を個別評価
  • 入学条件(英語):IELTS 5.5、TOEFL iBT 50、PTE 42 など
  • 学費:AU$38,400(2027年・1年分)+学生サービス料 最大AU$386
  • 修了後の単位認定:Bachelor of Business へ96クレジットポイント(=学士1年分)の免除。Bachelor of Accounting、Bachelor of Business Professional Practice も同じく96ポイント、Bachelor of Property Development は48ポイント

編入先:Bachelor of Business(BP343)

  • 期間:3年(Diploma経由なら残り2年)
  • 専攻:Accounting(会計)、Finance、Marketing、Human Resource Management、Supply Chain and Logistics、Entrepreneurship、Economics など15分野
  • キャンパス:Melbourne City
  • 入学時期:留学生は2月・7月・10月
  • 学費:AU$47,040(2027年・年額)

5. 【徹底比較】RMITビジネス・会計で3ルートを並べる

同じ「Bachelor of Business(会計専攻)卒業」というゴールに対して、3ルートの期間と学費を並べたのが下の表です。

項目① 直接入学② Foundation経由③ Diploma経由
合計期間3年4年3年
準備課程なしFoundation Studies 1年
AU$34,250
Diploma of Commerce 1年
AU$38,400
学士課程3年
AU$141,120
1年次から3年
AU$141,120
2年次から2年
AU$94,080
学費合計(目安)AU$141,120AU$175,370AU$132,480
必要な英語力IELTS 6.5前後IELTS 5.5
(各5.0以上)
IELTS 5.5
学力の入口高校卒業+good成績高校2年修了でも可高校卒業

この表でいちばん重要なのは、③のDiploma経由が「期間は直接入学と同じ3年」なのに、学費は約AU$8,600安いという点です。Diplomaの年間学費が学士より安いため、1年分を置き換えるとトータルが下がります。

そして②のFoundation経由は③より1年長く、約AU$42,900高い。それでもFoundationに価値があるのは、Diplomaに出願できない状況(高校2年修了、成績が基準未満、専門分野の基礎から固めたい)でも大学への道が開けるからです。

6. どちらを選ぶべきか:判断の分かれ目

  • 高校を卒業していて、IELTS 5.5以上が取れる → Diploma経由(③)。期間も学費も最も効率的。日本の高校卒業生の多くはここに当てはまります
  • 高校2年修了で早く渡航したい/高校の成績が基準に届かない → Foundation経由(②)。1年余分にかかりますが、確実に大学へつながります
  • 成績も英語も基準を超えている → 直接入学(①)。ただし学費だけ見ればDiploma経由の方が安いため、「1年次から本科生として過ごしたいか」で選ぶことになります
  • 大学の授業についていけるか不安 → Diploma経由(③)。少人数クラスとサポート体制があるぶん、いきなり200人規模の講義に入るより躓きにくい設計です

7. モデルスケジュール:日本の高校3年生の場合

【Diploma経由・7月開講パターン/合計3年】

  • 高校3年の秋〜冬:IELTS対策開始、Time Studyで出願準備
  • 3月:日本の高校を卒業
  • 4〜6月:IELTS受験、出願・入学許可(CoE)取得、学生ビザ申請
  • 7月:Diploma of Commerce 開講 → 翌年6月修了
  • 翌年7月:Bachelor of Business 2年次スタート
  • 3年後の年末:卒業

【Foundation経由・1月開講パターン/合計4年】

  • 3月:日本の高校を卒業
  • 4〜12月:IELTS 5.5取得、出願、ビザ申請(英語が足りなければ語学学校を挟む)
  • 翌年1月:Foundation Studies 開講 → 同年12月修了
  • 翌々年2月:Bachelor of Business 1年次スタート → 3年間

2月開講を狙う場合は、この流れが半年前後ずれます。出願は開講の4〜6ヶ月前から動くのが安全です。学生ビザの審査ペースが落ちている時期は、さらに余裕を持たせてください。

8. 見落としがちな注意点5つ

  • ① 単位認定は「自動」ではない:Diploma修了後の96ポイント免除は、規定の成績を満たすことが条件です。落単があると編入年次がずれる場合があります
  • ② ストリーム・専攻の選び間違い:Foundationのストリームや、Diplomaの科目選択が進学先の必修と噛み合わないと、追加履修が発生します。ゴールの学位を決めてから入口を選ぶのが鉄則です
  • ③ 学費は毎年改定される:本ページの数字は2027年の公表値です。在学中に年次ごとの改定が入る前提で予算を組んでください
  • ④ 卒業生ビザ(485)の就学要件:学士課程の3年間だけで要件は満たせますが、FoundationやDiploma単体では満たせないケースがあります。永住を視野に入れるなら、進路設計の段階で登録移民代理人に確認してください
  • ⑤ 会計は職業評価が必要な分野:会計専攻から永住を目指す場合、卒業後にスキル評価機関の審査が入ります。認定コースかどうかは出願前に必ず確認しましょう

9. 英語力が足りない場合は?

IELTS 5.5に届かない場合でも、道は閉ざされていません。大学付属の英語コース(ELICOS)を前に付けるパッケージ出願が使えます。

  • 語学学校で規定のレベルを修了すれば、IELTSを再受験せずにFoundationやDiplomaへ進学できます
  • 期間は現在の英語力に応じて10週間〜40週間程度
  • 1回の学生ビザ申請でまとめて手続きできるため、渡航後の手間が減ります

「まず語学学校で英語を伸ばしながら、現地で進路を固める」という進み方は、日本の高校を出たばかりの方に最も多い選択です。

10. まとめ

  • 日本の高校卒業からオーストラリアの大学へ進む入口は直接入学・Foundation経由・Diploma経由の3つ
  • Foundation経由は1年+学士3年=合計4年。入学条件はYear 11相当なので高校2年修了でも出願可能
  • Diploma経由は1年+学士2年=合計3年。学士1年分(96クレジットポイント)が免除される
  • RMITビジネス・会計で試算すると、Diploma経由は直接入学と同じ3年で学費は約AU$8,600安く、Foundation経由より1年短く約AU$42,900安い
  • ただし正解は人によって違います。成績・英語力・渡航希望時期・卒業後の進路の4点を並べて決めるのが失敗しないコツです

Time Studyでは、成績証明書と英語力を拝見したうえで「直接入学が狙えるのか、パスウェイを挟むべきか」を無料で診断しています。出願書類の作成から学生ビザ申請まで、日本語で並走しますのでお気軽にご相談ください。

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※本ページの期間・入学条件・学費は、RMIT University公式サイトのFoundation Studies(FS022)、Diploma of Commerce(DP020)、Bachelor of Business(BP343)の各コースページで確認した情報をもとに、Time Studyが日本語でまとめたものです(2026年8月時点)。学費は2027年の留学生向け公表額で、年度・コース・専攻により変わります。入学条件および単位認定の範囲は個別評価となり、予告なく変更されることがあります。最新情報と個別の出願条件は無料カウンセリングでご確認ください。ビザに関する判断は登録移民代理人(MARA登録)にご相談ください。