【2026年9月最新】GDMLが留学生の新規受入停止|Graduate Diploma of Management (Learning) の影響と対処法
2026年9月3日、豪州政府がGraduate Diploma of Management (Learning)(BSB80120)の留学生向け新規募集を停止。対象452校・CoE 41,033件。在学中・CoE取得済み・これから申込など立場別の影響と、今後のコース選びをメルボルンの留学エージェントが解説します。
2026年9月3日、オーストラリア政府が Graduate Diploma of Management (Learning)(通称GDML/BSB80120) について、留学生向けの新規募集を停止すると発表しました。1つのコースを名指しで止める措置は今回が初めてで、対象校は452校、有効なCoEは41,033件にのぼります。
すでにこのコースで勉強している方は修了できますが、これから申し込む予定だった方、CoEを受け取ったばかりの方には直接影響があります。この記事で、何が決まったのか・誰に影響するのか・これからのコース選びで何を見るべきかを整理します。
何が起きたのか
止まったのは 留学生向け(CRICOS)の提供 です。BSB80120という資格自体が廃止されたわけではなく、国内学生向けの提供は対象外です。
- 対象コース:Graduate Diploma of Management (Learning)/BSB80120(VETのコースですが、AQFは学士より上位のレベル8)
- CRICOS登録がコース単位で停止:このコースを提供する学校のCRICOS登録が、コース単位で順次止まります
- 学校もエージェントも紹介できない:新しく留学生をこのコースに勧誘したり、入学させたりすることが今後できなくなります
- 在学中の人は修了できる:すでに現在の学校で受講を始めている人は、そのまま最後まで勉強を続けられます
どれくらいの人が関係しているのか
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| このコースを留学生に提供していたVETの学校数 | 452校 |
| 有効なCoE(入学確認書)の数 | 41,033件 |
| 現在このコースで実際に勉強していると記録された人 | 15,772人 |
注目したいのは、CoEは41,033件あるのに、実際に勉強中は15,772人 という点です。この差にあたる方々——CoEは持っているがまだ授業が始まっていない層——の扱いは、現時点で公式に明示されていません。該当する方は自己判断で待たず、学校に確認してください。
なぜ止められたのか
政府は「ビザ延長のための乗り換え先」になっていた点を問題視しています。
- コース変更(乗り換え)の数:2020年 510人 → 2025年 約4,000人
- そのうち他の高等教育からの転入:77%
- 2025年に入学許可を得たのに開始しなかった人:およそ半数
- 修了率:他のVETコースより大幅に低い
GDMLはVETのコースですが、AQFレベル8=学士より上位に位置づけられます。そのため他の高等教育コースからでも「上位資格への移動」という扱いになり、新しい学生ビザを申請せずに乗り換えられました。そこが「実質的な滞在延長に使われている」と判断された理由です。
立場別の影響
すでにGDMLを受講中の方
今の学校で継続して修了できます。ただし転校は新規入学扱いになるため、同じコースは続けられないと考えられます。動く前に必ず確認してください。
CoEは受け取ったが、まだ授業が始まっていない方
今回いちばん判断が難しい層です。開始できるかどうかは現時点で公式に明示されていません。学校、必要であれば登録移民代理人に個別確認をしてください。
これからGDMLに申し込む予定だった方
新規の入学はできません。オファーやCoEをこれから受け取る予定だった方は、学校に状況を確認してください。
現在のコースからGDMLへ転校を考えていた方
この選択肢はなくなりました。ビザの条件を満たすために、別のコースを早めに探す必要があります。
他のコースで留学中・これから留学する方
現時点で対象はGDMLの1コースのみです。他コースの募集は続いていますが、今後同じ権限が別のコースに使われる可能性はあります。
背景:去年通った法律が初めて使われた
- 2025年11月:整合性改革パッケージ成立
留学制度の健全性を守るための法改正が可決。大臣が特定のコースを指定して、自動的に停止・取消できる権限が入りました。 - 判断の基準
コース運営に構造的な問題があるか、オーストラリアの人材ニーズと合っているか、そして公益にかなうか。この3点が挙げられています。 - 2026年9月:GDMLが第1号に
この権限が実際に使われたのは今回が初めて。今後も他のコースが対象になる可能性があります。
つまり、「今あるコースがずっと選べる」前提で計画を立てるのは、もうリスクがあるということです。
これからのコース選びで見るべき3つのこと
1. 「ビザのため」ではなく「仕事のため」で選ぶ
滞在を延ばすことが目的のコースは、今後も規制の対象になりやすい領域です。自分のキャリアにつながる分野を軸に選ぶのが、結局いちばん安全です。
2. 卒業後の出口まで一緒に設計する
485・482・189/190など、どのビザで動くつもりなのか。VET系のコースは485の対象外のこともあるため、出口から逆算して選びましょう。
3. 学校の登録状況を必ず確認する
CRICOS登録の有無と状態は公式サイトで確認できます。エージェントの説明だけで決めないでください。
「安いから」「早く卒業できるから」だけで選んだコースは、制度が変わったときに真っ先に影響を受けます。
プランの確認は Time Study へ
今回の措置で予定が崩れた方、これからコースを選ぶ方。Time Studyには登録移民代理人(MARN保有)が在籍しています。学校の手続き自体は無料です。
- 今のコース・ビザ計画への影響をチェック
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メルボルン留学エージェント Time Study
Suite 804, 343 Lt Collins St, Melbourne VIC
※ 本記事は2026年9月4日時点の公表情報にもとづいています。制度は予告なく変わります。最新の情報は必ず公式発表でご確認ください。個別のビザ判断については登録移民代理人にご相談ください。
出典:豪州教育省 大臣発表(2026年9月3日)/ABC News「Labor shuts down course linked to student visa misuse」/Mirage News
Keisuke KONDO
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